スペインのクリスマス / La Navidad en España (I)

クリスマスは、スペイン人にとって家族や旧友との再会などがあり楽しみなイベントの一つです。   家から遠く離れて暮らしている人たちは、クリスマス休暇を家に帰り、できるだけ家族と過ごします。国の決めた休日は、12月25日、1月1日、6日ですが、その前日は労働時間が短縮されます。つまり、12月24日、31日は多くの店の営業時間は短縮され、いつもより早く閉まります。反対に、1月5日は、翌日のLos Reyes Magos(ロス・レジェス・マゴス/東方の三賢人)の日のためのプレゼントを買い忘れた人たちのために、夜中の12時頃まで営業している店が多くあります。 12月25日はこれらの休日の中でも、神の誕生を祝う、最も大切な日です。そのため、12月24日はNochebuena(ノチェブエナ/聖夜)として知られています。 その夜は、聖夜を祝うため、おじいちゃんおばあちゃん、おじさんおばさん、いとこなど、遠くに住む親戚が集まり、久しぶりの団らんを楽しみます。また、その日は1日、時間をかけてディナーのための料理を準備します。料理は健康的なものが多いのですが、食べ応えのあるデザートが出てくるので、最後はみんなお腹いっぱいになってしまいます。夕食の間は、ワインやシードル、ビールなどを飲みます。そして、食事の後は、たいていアニスやパチャランといったリキュールを飲みながら、家族でおしゃべりをしたり、宗教的なクリスマスキャロルを歌ったりして夜を過ごします。   残念なことに、最近では、夕食の後に飲みに出かけたり、クラブに出かける人も多くなってきているため、クリスマスキャロルを家族で歌う風習はなくなりつつあります。 これはよく歌われているクリスマスキャロルのうちの1曲です。     1月1日は新年を祝います。日本とは異なり、新年は宗教的な行事ではないので、特に若い人たちは家族とではなく、友達と過ごします。そして、前日の12月31日はNochevieja(ノチェビエハ)と呼ばれ、飲んで食べて踊って過ごします。 夕食の後は夜12時になるのを待ち、12粒のぶどうを食べます。スペインの大晦日の夜は、たくさんのしきたりのようなものがあります。例えば、赤いものを身につけたり、右足で片足立ちをして時計の秒針に合わせて12粒のぶどうを食べたり、もしくは鐘の音ごとにぶどう1粒を食べたりする、といったものです。 多くの人は明け方まで起きているので、1月1日は営業している店はほとんどなく、家で休んでいる人がほとんどですが、外出し、レストランで食事をする人たちもいます。大晦日には、新年を気持ちよく迎え、幸運が訪れることを願って、きれいに着飾ります。 1月6日、ロス・レジェス・マゴスの日は子どもたちにとって1番楽しみにしている日です。この日はキリスト教に関係があり、生まれたばかりのイエス・キリストを東方の三賢人(三博士・三王とも言います)がそれぞれ贈り物を持って訪ねたことに由来し、子どもたちは12月25日ではなく、この日にプレゼントをもらいます。子どもたちは何が欲しいかを書いた手紙を三賢人に書きますが、1年間いい子にしていた子にしかプレゼントは渡されません。 1月5日の夜には、三賢人のCabalgata(カバルガタ/山車などのお祭り行列)が行われます。子どもたちは親と一緒に、三賢人の乗った山車などもあるカバルガタの行列を見に行きます。スペイン中の町々で行われ、音楽が流れ、踊ったりしながら山車が街を通っていくこの行事は一度見てみて欲しいおもしろい行事です。   Traducción al japonés: Kanami Kambara La Navidad es una de las fiestas favoritas de los españoles porque es un tiempo de reencuentro con amigos y familiares. Todos los que viven lejos de sus…

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